いわゆる後発医薬品のことで、ジェネリック(generic)そのものの言葉には、「ノーブランド」「後発品」などの「一般的」という意味があります。
これは、最初に開発された医薬品(先発医薬品)の特許が切れた後に、他の製薬メーカーから製造・販売される薬のことを指しています。
新薬を開発するためには莫大な予算がかかり、先発医薬品の価格には、こうした費用が上乗せされているものなのです。
一方、後発医薬品だとその開発費用が軽減されるため、価格が先発医薬品の20~70%程まで値下げして販売されています。
全体的に見て、およそ50%は低い価格になっています。
医薬品の特許期間は20年です。
では、後発医薬品が市販されるまでには20年待たなければいけないのかというと、これがそうではありません。
特許を取得したからといって、すぐに医薬品を市販できるわけではないからです。
まず、国の認可をもらわなくてはならないのですが、これがときには長い期間を要することもあるのです。
正式な認可が下りたときには既に特許がせまっていた・・・なんてこともあるため、このようなケースでは最長5年間の期間延長が認められています。
また、先発医薬品がある程度広まれば、後発医薬品は販売され出します。
特許が切れるまで20年も後発医薬品が市販されないということはありません。
さて、先発医薬品のおよそ半額で販売されるジェネリック医薬品ですが、値段だけではなく、皆さん、その成分が気になるのではないでしょうか。
販売されている後発医薬品は、ただ特許権が採用されていない分、安いだけで、成分的には先発医薬品と同様です。
そのため、効き目も弱いだろうと勘違いし、医師の処方もなしに服用してしまうと、持病が悪化したり、普段飲み続けている薬との相性が合わなかったりして、健康を害する怖れもあります。
ちなみに現在、国際的に認められているED治療薬は「バイアグ」「レビトラ」「シアリス」の特許はまだ切れていません。
つまりネット等で「バイアグラジェネリック」は存在しないのです。
ネットで見るといくつかのサイトでも既にそれがあるように記載されていますが、これらは全てコピー版や偽造品、偽物ですので注意が必要です。
唯一インドでは2005年4月まで物質特許がなかったためそれまでに製造販売していたインド版ジェネッリクバイアグラは現在でもいくつか存在しています。
ただし、このインド版ジェネリックですら偽物が多く流通していますので手を出さないのが賢明です。
医師の診断を必ず仰ぎ、然るべき処方を受けることを推奨します。
先にも述べたように新薬を開発するためには莫大な予算がかかります。
これを回収するために独占的に製造販売できる期間が特許により守られています。
しっかり特許により守られているからこそ様々な新薬が研究開発され我々のQOLは向上してきたのです。
だからこそ国際特許を無視したような薬には手を出すべきではないと、当編集部は考えます。
このサイクルは絶対であり、脅かす存在があってはならないと思いませんでしょうか?